資格・実務

22年度宅建試験 受験申込者数は28.3万人 速報値

宅地建物取引士資格試験の指定試験機関である不動産適正取引推進機構は8月26日、22年度宅建試験の申込受付状況(速報値)を発表した。それによると、22年度の受験申込者数は28万3856人で、前年度を1万2662人(4.3%)下回った。

同機構によると、20年度試験では新型コロナウイルス感染症の影響から試験会場の確保が難しくなっていたため、受験申し込みの自粛協力を呼び掛けており、21年度試験の受験申込者が29.6万人に増加したと見られる点を指摘。コロナ感染前の19年度試験の受験申込者(27.6万人)と見ると、増加していることが分かる。

なお、同機構によると、今年度の試験は気象災害等の例外的な措置の必要がない限り、10月16日のみでの試験実施になるという。