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三菱地所など軽井沢のウイスキー製造で連携 東信越エリア活性化で

 軽井沢ウイスキーとPlan・Do・See、三菱地所はこのほど、軽井沢でのウイスキーの製造開始と、長野県東信地域の活性化に向けた取り組みを開始した。3社は年4月に基本協定を結び、軽井沢ウイスキーによる22年の販売開始に向け、Plan・Do・Seeと三菱地所はウイスキー「軽井沢」のブランディング・販売促進などで連携。12月に蒸留所「軽井沢蒸留所」の建設に着工する。三菱地所は、東京 ・丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)の事業者や就業者などに向けた情報発信や接点づくり を支援し、ウイスキー「軽井沢」を通して消費者が地域の魅力に出逢う機会を提供する。

 軽井沢でのウイスキー製造の取り組みは、1955年竣工の「大黒葡萄酒軽井沢蒸留所」(後のメルシャン軽井沢ウイスキー蒸留所)から始まったが、12年に蒸留所が閉鎖し、ウイスキー製造が途絶えていた。軽井沢ウイスキーは、蒸留所の閉鎖まで見守った最後のモルトマスターである内堀修身氏を顧問に、ウイスキー・ディスティラーであった中里美行氏を工場長として招き、ウイスキー「軽井沢」の蒸留を開始した。