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クラッソーネ・埼玉県川越市、空き家解体で連携協定

 解体工事サービスのクラッソーネ(名古屋市中村区、川口哲平社長)は11月2日、埼玉県川越市と「空き家除却(解体)促進に係る連携協定」を締結した。川越市内の空き家の所有者に空き家の解体を促す。同協定により、市内の空き家所有者に同社の解体費用シミュレーターを紹介するほか、解体を検討する相談者や住宅の建て替えを検討する相談者向けにセミナーなどを開催する。

 クラッソーネは、全国の約1500社の専門工事会社と施主をマッチングする一括見積もりウェブサービスを運営しており、累計約8万件以上の問い合わせ実績、累計約1万件以上の工事契約実績を持つ。住宅・土地統計調査では、川越市内に約4000件の空き家があるとされる。川越市長の川合善明氏は、「全国的に深刻化している空き家問題は行政だけではなく、民間事業者や関係機関との連携・協力が重要であると考えている」とコメントしている。