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廃プラの再資源化実証実験を開始 東京建物など3社

 東京建物は、ブリヂストンと環境配慮型の素材開発から循環までを推進するTBMと共に、オフィスから出た廃プラスチックのリサイクル実証実験を3月から5月末まで実施している。実証実験は「東京スクエアガーデン」(東京都中央区京橋)内のブリヂストン本社オフィスから排出される使用済みプラスチックを回収。自動選別装置で選別された資源プラスチックとして再生する。今後、再生したプラスチックはオフィス用品として再び館内で利用する予定だ。

 同社は、TBMと、東京スクエアガーデンの各テナントよりペットボトルキャップを回収し、施設内で使用される「CirculeX ごみ袋」として生まれ変わらせる取り組みを開始。今回の取り組みは、不燃ゴミからプラスチックを回収して再資源化するもので、同社は先行してプラスチックの資源循環スキームを構築し、環境配慮型オフィスビルである東京スクエアガーデンを皮切りにマテリアルリサイクルの推進に貢献することを目指す。