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名古屋でリニューアル工事仮囲いを活用したアート作品展示 三菱地所

 三菱地所は、大名古屋ビルヂング(愛知県名古屋市)で、商業エリアの一部リニューアル工事に伴う仮囲いや一部区画を活用して様々なコンテンツを展開する「大名古屋ビルヂング商業リニューアル仮囲いプロジェクト」を、10月25日から21年1月31日を期間として実施する。
 プロジェクトでは、名古屋モード学園の学生の作品や東海エリアのアーティストによるアート作品、東京・丸の内などで開催した企画展の各作品を一堂に集めて展示する「DAI NAGOYA ART STREET」、アクセサリー販売や体験型のワークショップを行う「大名古屋マルシェ」などの開催を予定している。東海圏の情報メディア『月刊KELLY(ケリー)』とタイアップした「DAI NAGOYA LIBRARY(大名古屋ライブラリー)」や、壁面緑化などの植栽生かしたラウンジスペースの設置は地下1階アトリウム前と2階店舗区画内で9月以降順次し実施中。
 各アート作品を展示するのは館内各所(地下1、2階の商業エリア)。1階貫通通路では、新型コロナウイルスの影響で今年開催が中止となった「セントラル画材アートフェスタ」に出展予定だったアーティストが、「大名古屋ビルヂング」をテーマに制作した22作品を展示する。
 また、東京の有楽町エリアで7月に開催した、“ソーシャルグッドディスタンス”を考慮しつつ都市空間の新しい遊び方、楽しみ方のデザインを提案するコンペティション(応募総数180作品)で優秀賞、審査員賞を受賞した企画提案書約20作品を展示する。