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レオパレス21、下請4471社に悪影響及ぶ恐れか 帝国DB調べ

 帝国データバンクは、レオパレス21グループ(株式会社もりぞう含む)と直接・間接的に取引のある下請企業(一次、二次含む)について都道府県別、業種別、年商規模別に集計・分析した結果を2020年6月11日にまとめた。全国で下請企業は4471社、総従業員数は22万2358人に上る。レオパレス21は2020年3月期決算で約802億円の連結最終純損失を計上しており今後の構造改革の動向次第では、これら下請企業に一定の悪影響を及ぼす恐れもあると分析している。

 下請企業は東京都内が最も多い739社(構成比16・5パーセント)、業種別では一次が「建築工事業」60社(同11・6パーセント)、二次が「土木工事業」199社(同5・0パーセント)が最多となっている。年商規模は「1億円から10億円未満」が最も多く2415社(同54・0パーセント)となっている。全体の7割は年商10億円に満たない中小企業という結果を示している。