マンション・開発・経営

地所、AIや量子コンピュータ活用し、廃棄物収集最適化を検証

 三菱地所は、AI(人工知能)や量子コンピュータを活用して丸の内エリアの廃棄物収集ルートの最適化を検証した。AI・量子コンピュータのサービスは、グルーヴノーツのクラウド「MAGELLAN BLOCKS(マゼランブロックス)」を使用。丸の内エリアの26棟のビルについて、ゴミの発生量予測や最適なルートを検証した結果、総走行距離や収集車台数、総作業時間を大幅に削減でき、CO2排出量を約57%削減可能とした。三菱地所は、グルーヴノーツに出資しており、今後は収集作業の効率化による長期間労働の短縮や人手不足解消を目指す。