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英国ロンドンの大規模再開発、第1期が竣工 三井不動産

 三井不動産がこのほど、イギリスの子会社Mitsui Fudosan UK(英国三井不動産、小野沢英一郎社長)を通じて開発を進めてきた同国ロンドンの「テレビジョンセンター再開発計画(第1期)」を竣工した。同社グループがBBCから取得した土地と建物を活用して進めてきた再開発で、近接する「ホワイトシティプレイス再開発計画」と合わせた敷地面積は約12万4000平方メートル、総延べ床面積は約39万6000平方メートルに及び、日系企業によるロンドンの都市開発としては最大規模(同社調べ)となっている。
 今回竣工した再開発計画の敷地面積は約3万9000平方メートル、延べ床面積は約12万5000平方メートル。BBCがスタジオやオフィスとして利用してきた建物を、分譲住宅(432戸)やオフィス(延べ床面積約5万5000平方メートル)、宿泊、飲食など複合用途の施設として刷新している。また今後行われる第2期事業は、分譲住宅を中心とした開発を行う予定。