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東南アジアで戸建て分譲事業に初参入 住友林業

 住友林業は11月2日、子会社のスミトモ・フォレストリー・シンガポール社(SFS社)を通じて、インドネシア共和国で戸建て分譲住宅プロジェクトを開始すると発表した。同社としては、東南アジアで初の戸建て分譲事業となる。同国の不動産開発会社スマレコン・アグン・Tbk(スマレコン社)との共同事業で、総投資予定額は約3000万米ドル。出資比率はスマレコン社51%、SFS社49%。
 同プロジェクトは、スマレコン社と合弁の特定目的会社を設立し、同国の首都ジャカルタ近郊の都市ブカシで戸建て住宅を建設・販売するもの。敷地面積は約4万4000平方メートルで、鉄筋コンクリート造・地上2階建ての戸建て住宅約160戸を提供する。第1期販売開始は18年7月を予定しており、21年中の販売完了を目指す。