住まい・暮らし・文化

在宅勤務スペース付きの戸建てを発売 ミサワ

 ミサワホームは1月11日、在宅勤務時も働きやすい工夫を備えた戸建て住宅「ハイブリッドフォルム」を発売する。仕事をしながらも家族の気配が感じられるように、リビング横にオフィスと同じような環境の仕事場「ミニラボ」を配置する。
 ウェブ会議や取引先との電話中には生活音を遮断できるドアとし、セキュリティ対策を考慮して外鍵を付けた。無線LAN対応情報コンセントも設置する。
 近年、出産や育児、介護といった個々の事情と仕事を両立させる策として、情報通信機器を活用した時間や場所にとらわれない働き方(テレワーク)が登場している。今回は、厚生労働省在宅就業者支援事業仲介機関協議会の委員を務めた田澤由利氏の協力を得て設計した。
 「ハイブリッドフォルム」は、鉄骨ラーメン構造・ハイブリッド工法。間口の狭い敷地でも対応しやすいように、5・46~8・19メートルの間口のベースプランを設定した。
 参考価格(坪単価)は、小屋kuraタイプで68万2000円、フラットループタイプで63万9000円。