マンション・開発・経営

非常時でも事業継続可能に 仙石山森タワーに自家発電システム

 森ビルは、東京都港区六本木で建設中の「アークヒルズ仙石山森タワー」の報道陣向け見学会を開いた。仙石山森タワーは、同社の安全・環境技術を集めたビル。電力供給停止時でも都市ガスを使ってオフィス専用部のほぼすべての電源を供給できる自家発電システムを導入し、オフィス事業を継続できるようにした。従来の非常用発電システムは、共用部のみに電力供給するのが一般的という。 そのほか、独自開発のLED照明、テナントエネルギーの見える化システムなどを採用した。
 同タワーは今年8月に竣工する予定。これまでに約50%のテナントが決まっている。地上47階・地下4階建の複合棟と住宅棟(地上8階)で構成する。