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自然エネ活用住宅で協議会発足

 「自然エネルギー活用住宅普及促進協議会」(会長・八木誠一郎フクビ化学工業社長)はこのほど、東京都内のホテルで発会式を行った。同協議会は、壁体内通気の住宅供給の実績を持つ企業が中心となって発足。環境共生や自然エネルギーに関する研究を進め、パートナーである地域工務店を通じて自然エネルギー活用住宅を普及していくことを目的とする。
 発足式には、協議会アドバイザーの浅野良晴信州大学工学部建築学科教授や加藤信介東京大学生産技術研究所教授、手塚純一J建築システム代表取締役のほか、会員ら16社・約40人が出席した。壁体内通気工法の設計・評価に関するワーキンググループを設置することなどを発表した。
 現在の正会員は、立ち上げの中心になったソーラーサーキットの家とフクビ化学工業の2社で、賛助会員はカネカやナイス、伊藤忠建材など113社。そのほか家づくり会員(工務店)534社で構成する。