開発・企業

日本土地建物 「CREXアルファ」でクラウドサービス開始

 日本土地建物(東京都千代田区、吉田卓郎社長)は、CRE(企業不動産)の情報を整備・一元化するための新たなITツールとして、クラウド型CREマネジメントシステム「CREXアルファ」を構築した。12月1日からサービスを開始する。
 同システムは、セールスフォース・ドットコム(東京都港区、宇陀栄次社長)とのOEMパートナー契約により、同社のクラウド型プラットフォーム「Force.com」上に、日本土地建物とみずほ情報総研(東京都千代田区、井上直美社長)が共同で構築したクラウド型システム。
 日本土地建物は2008年12月、クライアントサーバー型のCREマネジメントシステム「CREX」をリリース、既に上場企業を中心に多くの会社が導入している。
 今回の「CREXα」は、従来の「CREX」のコンセプトを踏襲しながら新たにクラウド化したもので、システムの運用や管理の負担を気にせずサービスを活用できるのが特徴。
 今後はクライアントサーバー型とクラウド型という2つのシステムをソリューションラインナップに揃え、顧客の多様なニーズに応えていくとしている。