不動産鑑定士レター 記事一覧
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鑑定士協連レター 活気づく大分市中心部 駅ビルで商店街にも客足
今年、JR大分駅ビル「JRおおいたシティ」(以下、駅ビル)が開業して初めての正月を迎えた大分市。商店街は、駅ビルからの流入で、これまでにない客足となりました。人の流れは、明らかに以前と変わりました。 ◎目標(続く) -
鑑定士協連レター 福岡県粕屋町 人口増加率日本一に 県民もびっくり
目立たない町 粕屋町。福岡県内でもあまり目立たない町で、福岡都市圏以外の人はご存じないと思います。県外の方は全く知らなくとも当たり前の町が14年9月の新聞で『日本一(人口増加率)』と報じられました。人口約(続く) -
鑑定士協連レター 人口増加全国一の新宮町 福岡市隣接のベッドタウン 住宅地地価も年率2%上昇
●新宮町の概況 福岡県新宮町は14年と15年、1月1日時点の年間人口増加数が町村部で全国一になった。総面積が18.91平方キロで、南西部は福岡市に隣接、北西部は玄界灘に面し、南部には立花山がある。従来は農・漁(続く) -
鑑定士協連レター 日中韓鑑定評価協力会議 各国とも大きな変化に直面
中国が参加して以来2回目となる日中韓鑑定評価協力会議が9月10日から11日にかけて北京で開催された。会議には中国各地及び日韓両国から300名を超える不動産鑑定の専門家が参集し、「不動産鑑定業務の多様化と国際(続く) -
鑑定士協連レター 15年都道府県地価調査概要 回復基調でも 一段と二極化が進行
全国平均では、住宅地、商業地ともに依然として下落をしているものの下落幅は縮小傾向を継続している。 【住宅地】 景気回復基調、超低金利の継続、住宅ローン減税などの政策的な下支えを受け概ね堅調に推移し(続く) -
鑑定士協連レター 新幹線効果と富山駅周辺 生かし切れていないプラス要因
■新駅舎の問題点 今年3月14日、北陸新幹線の開通に伴い、富山駅の新駅舎がオープンした。周辺は地元の乗降客や県外からの観光客・ビジネス客の増加、航空機利用者(富山-東京便)の新幹線への移行などにより通行人の(続く) -
鑑定士協連レター 創立50周年に向けて 全員野球目指しチャレンジ
鑑定評価制度の創設 土地神話という言葉がバブル崩壊のときにクローズアップされた。不動産ビジネスの現場にいる私の目から見た土地神話は、既に1951年頃からその兆しがあったと思う。当時の投資と消費の加熱によ(続く) -
鑑定士協連レター 宮崎県の海外旅行客 県の魅力積極的に発信を
中国人割合が少ない 今、海外旅行客数が急増しているが、一地方からの分析をしてみたい。我が国においては、13年に初めて年間1000万人を超え、14年には過去最高の1341万人を記録し、1年間で約30%増加している(観光(続く) -
創立50周年に向けて 鑑定士協連レター 会長在職時代をふり返って
会長選に立候補 私は1967年2月16日に不動産鑑定士の登録を済ませ、鑑定協会の会員となった。その6年後の73年5月21日、同協会の理事に就任。常務理事、副会長を経て97年6月に副会長の職を辞し、役員生活に区切りを(続く) -
鑑定士協連レター 世界文化遺産 富士山 登録2年で変わったこと
富士山が世界文化遺産登録されて、2年が経過しました。世界遺産登録でまちはどう変わったか? 地価は上がったのか? 読者の皆様は興味のあるところだと思います。 富士宮市内の登録遺産 私の住む静岡県富士宮市(続く) -
鑑定士協連レター 15年地価公示の概況 不動産関連指標堅調で上昇継続か
15年地価公示は、全国平均では住宅地の下落率が縮小し、商業地は横ばいに転換した。三大都市圏平均では住宅地、商業地ともに上昇を継続している。また、地方圏平均では住宅地、商業地ともに下落率が縮小している。(続く) -
鑑定士協連レター 改正不動産鑑定評価基準 国際化、流通活性化などに対応
【昨年11月から適用】 不動産の鑑定評価を行うにあたっての統一的な指針となる不動産鑑定評価基準等が部分改正され、昨年11月1日以降契約される鑑定評価等から適用されている。 今回の改正の背景には、一つに(続く) -
鑑定士協連レター 世界遺産・富岡製糸場 群馬県初の国宝にも指定
どこに、何があるの? ニュースで富岡製糸場と絹産業遺産群が世界遺産登録になったと聞いて、それってどこ? 何があるの? と思われた方は多いのではないでしょうか。 富岡製糸場は明治5(1872)年に設立された日本(続く) -
鑑定士協連レター 熊本市中心部の再開発 将来見据えた戦略が不可欠
新副都心の形成 繁華街から2キロ以上離れているJR熊本駅周辺はかつて県都の玄関口というには余りにも寂しく、閑散とした状況にあった。九州新幹線鹿児島ルートは諸般の事情から県南部の新八代-鹿児島中央間を先行(続く) -
鑑定士協連レター 米どころ秋田県の課題 人口減少率全国一の原因は
あきたこまちと美人 秋田は昔から米どころと言われていますが、その代表的な品種は「あきたこまち」です。一般的にはコシヒカリに比べて、若干粘り気が強く、もちもちした食感で和食一般、冷めても美味しいのでお(続く) -
鑑定士協連レター PPCシンガポール大会開く 「評価専門家の挑戦」テーマに 11カ国260人が参加、次回は京都で
第27回汎太平洋不動産鑑定士・カウンセラー会議(PPC)が9月21日から24日まで、シンガポール測量士・鑑定士協会の主催で、シンガポールのオーチャードホテルで開催された。同会議は1959年にオーストラリアのシドニー(続く) -
鑑定士協連レター 14年都道府県地価調査 三大都市圏、当面は上昇傾向か
全国平均では、住宅地、商業地ともに依然として下落しているものの下落率は、縮小傾向を継続している。三大都市圏平均では、住宅地が上昇に転換し、商業地は昨年に引き続き上昇した。なお、昨年の後半と今年の前半(続く) -
鑑定士協連レター 北陸新幹線開業と金沢 半世紀、北陸の悲願達成
北陸新幹線長野-金沢間の開業が15年3月14日と正式に決まった。1965年に北陸新幹線の構想が浮上してから、実に半世紀が経ち、ようやく北陸の悲願が達成される。速達型の「かがやき」を利用すると、金沢-東京間は最(続く) -
鑑定士協連レター 札幌の市電リニューアル まちの発展に欠かせない存在
交通革命 札幌の市電は、日本で最も北に位置する路面電車である。その歴史は1909年、建築用石材である札幌軟石を運ぶため馬車鉄道が敷設されたことに始まる。18年8月、開道50周年を記念した北海道大博覧会を機に、(続く) -
鑑定士協連レター JR九州「ななつ星」の効果 九州ブランドを乗せて
人気に拍車かかる 「豪華列車」と聞くと、全国的には上野~札幌間を走る「カシオペア」や先日導入が発表されたJR東日本や西日本の新寝台列車を思い浮かべる人が多いだろう。だが、九州では、JR九州のクルーズトレ(続く)