今週の糸口 記事一覧

今週の糸口
  • 今週の糸口 アベノミクスに貢献しよう

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     アベノミクスに対する議論が盛んである。とりわけ、第一の矢と言われる「大胆な金融緩和策」に対する評価は、専門家の間でも意見が大きく分かれている。  果たして、金融政策主導でインフレターゲット2%達成が実(続く)
  • 今週の糸口 中古住宅・リフォーム市場拡大へ 団体認定の新資格制度に期待

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     4月から一般社団法人に移行した日本木造住宅産業協会が「木住協リフォーム診断員」という登録制度を始める(別掲記事参照)。  同協会が実施する講習を受講し、考査に合格した者で、消費者が安心してリフォームの相(続く)
  • 今週の糸口 流通市場の活性化 中小業者ならではのアプローチを

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     〈1面参照〉 中古住宅市場の倍増を目指し、流通システムの改革を推進する国土交通省が先週、東京で開いた総括シンポジウムには約270人の宅建業者らが参加した。  第1部で、「動き出した不動産流通市場改革」と題(続く)
  • 今週の糸口 買い主による適合証明取得 中古市場活性化と耐震化に不可欠

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     来年度の税制改正要望で最も期待されていたものの一つが、中古住宅購入者が住宅ローン控除を受けるための適用要件の合理化だ。現行では、築年数が木造は20年、耐火構造は25年を超えてしまうと、耐震基準適合証明書(続く)
  • 今週の糸口 続・建築医学が面白い

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     日本建築医学協会理事長の松永修岳氏の話を聞いた。そして、「衣食住」という言葉の、より深い意味を理解した。これまでは、生活に欠かせない基本的3要件という程度の理解だったが、人間が病気にならず、健康で生(続く)
  • 今週の糸口 建築医学が面白い

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     「建築医学」という専門分野がある。シックハウスなど住宅によって病気にならないようにすることはもちろん、脳や心をも活性化させる住環境を造るための技術体系を指す。  最近の研究で、現代病ともいわれる生活(続く)
  • 今週の糸口 コミュニティを評価する

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     中古住宅の価格は、なぜ下がるのか。どうしたら、下落を食い止めることができるだろうか。日本では、中古住宅の価格は土地価格と建物価格とに分かれる。 90年代に入ってから地価下落が続いているので土地価格は下(続く)
  • 今週の糸口 住まいから考える日本のビジョン

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     住宅業界の関心は消費増税後に向かっている。今回の引き上げは1年半の間に2段階(合計5%アップ)という厳しいものだけに、不安は大きい。  ただ最も恐れるべきは、その影響が、「駆け込み需要とその反動減」という(続く)
  • 今週の糸口 日本の住宅を資産と呼ぶ日

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     中古住宅市場活性化は何のためか。中小不動産業者の救済策という面もあるが、それは結果であり、本来の目的は個人の住宅取引を活発化させ、資産価値を維持していくことにある。  そもそも、住宅取引が増えていく(続く)
  • 今週の糸口 賃貸住宅には「思想」が必要

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     日本の空き家総数760万戸の過半(55%)は賃貸住宅で、その数は413万戸もある。オーナーの身になれば空室問題は深刻だが、起きるべくして起きた構造的問題でもある。  なぜなら、賃貸住宅の中心的需要層である25~34(続く)
  • 今週の糸口 「孤独社会」を回避するには

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     かつては全世帯の40%を占め、標準世帯といわれた「夫婦と子」世帯よりも、「単独」世帯の方が多い今の日本社会は異常だ。  しかも、国立社会保障・人口問題研究所が1月18日に発表した推計では、2010年~35年の間(続く)
  • 今週の糸口 賃貸は〝蚊帳の外〟でいいのか

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     我が国の全住宅ストックを所有関係別に見ると(08年調査)、持家が61.2%、民営借家が27.1%、公営借家4.1%、UR・公社借家1.8%などとなっている。  面白いことに、この比率はかなり昔から変わっていない。同様の分類(続く)
  • 今週の糸口 血より濃い絆は生まれるか

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     年明けとともに、3つの記者発表が相次いだ。東京セキスイハイムの「スマートハイムシティ立川幸町」のまちづくり、三井不動産が慶応大学、タニタと共同で開発した賃貸住宅居住者向けの健康サーポートサービス、旭(続く)
  • 今週の糸口 住宅版〝アベノミクス〟

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     アベノミクスが話題だ。安倍晋三政権が掲げる(1)インフレ目標設定(2)公共事業による需要増大(3)成長戦略のための規制緩和の3つがパッケージ化された経済政策のことだ。複雑・高度化した社会だけに政策ミックスが重(続く)
  • 今週の糸口 スポーツ振興より下位?

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     次期政権を担う自民党のマニフェスト(総合政策集)を見ると、住宅政策については「住宅の資産価値を高め、ライフステージに応じた住まい方を推進」とある。つまり、「税制、融資、規制緩和などを通じ、住宅を資(続く)
  • 今週の糸口 「中古」という言葉に意味は無し

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     「中古の方が資産価値は下がりにくい」。これは事実である。だから実需の住宅も、投資用のワンルームも、近年は中古を選ぶ傾向が強まっている。中古住宅市場活性化の議論でも、〝中古を買ってリフォーム〟というマ(続く)
  • 今週の糸口 中古が地価を上げる

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     地価は何によって上昇するのか。明海大学名誉教授の伊豆宏氏は、金融の緩和、住宅着工の増加、住宅地の供給減少、更に中古住宅流通の増加を挙げる。  注目すべきは中古住宅流通の増加だ。中古の取引が増えれば、(続く)
  • 今週の糸口 着工50万戸時代にどう備えるか

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     エリア戦略、ターゲットの絞り込み、営業マンの生産性アップをどう実現するかなど、不況の時やマーケットが縮小する時代こそ、経営者の手腕が問われる。その意味で、これからの住宅経営は厳しくなる一方だ。(続く)
  • 今週の糸口 子供の部屋を使う勇気

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     住環境研究所の調査によると、55歳以上の男性で家の中に「自分だけでくつろげる部屋」を持っている比率は21%と少ない。定年後は家の中にいる時間が長くなることを思えば、これは深刻な問題である。  それ(続く)
  • 今週の糸口 人間はスマートか

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     平居正仁旭化成ホームズ社長は「マーケットが縮小していくのだから、売上を増やすにはシェアを拡大するか、営業マンの質を上げ生産性をアップするしかない」と言う。だから同社は、海外進出や大規模な工場建設など(続く)