一般財団法人日本不動産研究所 地域資源を生かす ~まちづくりからインバウンドまで 記事一覧
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一般財団法人日本不動産研究所(10) 地域資源を生かす ~まちづくりからインバウンドまで 静岡県浜松市 ゆかりの地を巡る「家康の散歩道」 小さな発見に出会える
17年間過ごした土地 徳川家康(幼名松平竹千代)は6歳から19歳までの約12年間を今川家の人質として駿府(静岡市)で過ごし、29歳から45歳の約17年間は浜松に在城。45歳で駿府城へ移った4年後に江戸城に移るが、75歳(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所(9) 地域資源を生かす ~まちづくりからインバウンドまで 三重県伊賀市 「忍者発祥の地」で松尾芭蕉の生誕地 「観光」軸にまちブランド化
城下町と宿場町 伊賀市は、三重県北西の内陸部に位置する人口約9万2千人の市である。古くは豊臣秀吉の家臣であった筒井貞次によって築城され、伊賀・伊勢の地に転封となった藤堂高虎によって拡張改修された伊賀(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所(8) 地域資源を生かす ~まちづくりからインバウンドまで 恵まれた自然とお茶文化で「お茶の京都」を売り込む和束町・宇治田原町
日本三大銘茶の一つ、宇治茶は鎌倉時代初頭に鷲峰山(京都府相楽郡和束町)山麓で茶が植栽されたのが始まりとされ、土質、地形等の自然的条件から和束町、宇治田原町、さらに周辺地域に茶畑が拡がっていったと考えら(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所(7) 地域資源を生かす ~まちづくりからインバウンドまで 兵庫県「灘の酒蔵」 伝統文化をアピールできる〝歴史的遺産〟 もっと活用の多様化を
酒好きにおすすめ 兵庫県の観光スポットといえば、神戸北野の異人館、姫路城、有馬温泉、竹田城跡などが有名だが、少し変わったところで、酒好きにおすすめなのが灘の酒蔵である。兵庫県は清酒生産量全国1位で(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所(6) 地域資源を生かす ~まちづくりからインバウンドまで 奈良県田原本町 唐古・鍵遺跡史跡公園と道の駅のコラボ 相乗効果狙う県内初施設
弥生時代の環濠集落 田原本町は奈良県北西部の大和平野地域のほぼ中央部に位置し、面積は21.09平方キロで、南側は橿原市に隣接する。この田原本町に今から2000年前、日本最大級のムラがあった。50畳分の面積が(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所(5) 地域資源を生かす ~まちづくりからインバウンドまで 和歌山県和歌山市 万葉からの景勝地、徳川ゆかりの「和歌の浦」 景観、歴史文化遺産を承継
和歌山市は江戸期の1619年、徳川家康の第10子徳川頼宣が55万5千石を領して和歌山城に入り、尾張・水戸・紀州の徳川御三家が成立した。その徳川頼宣が景観を愛し、開発をさせなかったのが、古代以来の景勝地で、紀(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所(4) 地域資源を生かす ~まちづくりからインバウンドまで 滋賀県大津市
観光客増でも宿泊減 滋賀県のイメージと聞かれて、多くの人がまず想像するのは「琵琶湖」である。一方で、琵琶湖を生かした豊かな自然や歴史あるお寺、神社などの観光に関連するイメージを持っている人は多くな(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所(3) 地域資源を生かす ~まちづくりからインバウンドまで 愛知県名古屋市 広い道路車から人の賑わい空間創出へ まず交流と憩いの「みち」
名古屋市は政令指定都市の中で道路率が18.3%と最も高く、特に都心部では2本の100メートル道路の効果もあって30%弱と突出しているが、自動車交通が人通りを分断して「片側町」になるため、商業地域では客足の流動性(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所(2) 地域資源を生かす ~まちづくりからインバウンドまで 大阪府 ナイトタイムを新たな観光資源に 潜在的な経済効果も狙う
訪日外国人の夜間動向 17年の訪日外国人は2800万人(観光庁調べ)に達し、そのうち1100万人が大阪を訪れた。人気観光スポットであるミナミ(難波・心斎橋地区)の道頓堀・黒門市場は終日、訪日外国人で溢れ、インバ(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所(1) 地域資源を生かす ~まちづくりからインバウンドまで 千葉県浦安市 「夢の国」「計画的なまち」と水運の暮らし モダンと歴史、伝統が共存
JR舞浜駅に降り立つと、カラフルな服装を身にまとい、たくさんのキャラクターグッズを抱えた若者や家族連れでごった返す光景を目の当たりにする。「東京ディズニーランド」は今年で開園35周年。年間3千万人超が訪(続く)