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総合
売買仲介
本紙調査 2024年度通期売買仲介実績 手数料収入は二桁増4割 高額帯で稼ぐ姿勢が鮮明
全国の不動産流通各社の2024年度通期(24年4月~25年3月)の売買仲介実績が出そろった。本紙アンケート調査で主要38社から回答を得たところ、都心部を中心とした高単価市場を追い風に好調さを示す1年だった。手数料収入を増やしたのは31社で、うち16社は二桁増だ。取扱高の減少は5社にとどまり、33社が増やした。特にDX推進や組織強化により、顧客ニーズをつかんだ企業の業績が光る。他方、価格の二極化や成約期間の長期化という様相も際立ってきた。取扱件数は増加23社、減少15社と濃淡が見られる。営業拠点の拡大や集約など店舗戦略も各社各様だ。