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マンション・開発・経営
森ビル 都心開発の系譜 (下) 「アークヒルズ」から「虎ノ門・麻布台」へ 変化する社会情勢を反映 一貫した職住近接と国際化 隣接の「ヒルズ」と連携へ
「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業(虎ノ門・麻布台プロジェクト)」が8月5日に着工した。同日の起工式に参加した辻慎吾森ビル社長は、30年間、地権者ら約300人が事業を進めてきたことに敬意を示し、「ここに世界の企業や人々を集め、国際色あふれるコミュニティを実現することで、東京の国際競争力強化に貢献できる」とあいさつした。86年に竣工した「アークヒルズ」(東京都港区赤坂1丁目)は、高層化で空間をつくり、国内外の人の交流を図った。同社の都心開発の系譜は、「アークヒルズ」に始まり、同プロジェクトへとつながっていく。