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不動産業界25年度後半戦、点検・展望 構造変化する日本に資金 外資など大都市へ攻勢 オフィス・住宅・ホテル収益性に期待

 住宅・不動産業界は息の長い好況が続いている。収まらない物価高に懸念が及ぶものの、2年続けての高水準の賃上げなど雇用と所得に改善の兆しが見られる。マンション価格は、平成バブル経済期を超えても、なお上昇を続けて東京23区では億ションが珍しくなく、それでも買い手がすぐに現れる。東京都心のオフィス空室率も2%台まで低下し、需給ひっ迫が賃料アップを演出する。訪日客の増加は、ホテルや商業店舗の収益につながっている。大手不動産を中心に今期も過去最高益が見込まれているが、死角はないのか。後半戦に突入した2025年度下半期を点検・展望する。(中野淳)

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