売買仲介 決算

売上高が500億円突破 ムゲンエステート 居住用不動産の販売好調

 ムゲンエステート(藤田進一代表取締役社長)の23年12月期決算(連結)は、売上高516億4000万円(前期比65.3%増)、営業利益59億3600万円(同99.4%増)、経常利益52億4300万円(同127.1%増)、純利益36億5300万円(同133.5%増)の増収増益となった。居住用不動産における仕入れ・販売の強化・拡大、営業人員の増強効果によって売上高及び販売件数が前期を大幅に上回ると共に、高価格帯の物件販売が進んだことなどが寄与した。

 セグメント別では、主力の不動産売買事業が大きく伸長した。まず投資用不動産の販売が130件(前期比41件増)、平均販売単価は1億5800万円(同16.7%減)となり、売上高は206億900万円(同21.7%増)となった。また、居住用不動産の販売は432件(同143件増)、平均販売単価は5900万円(同57.5%増)となり、売上高は255億5400万円(同135.4%増)となった。合計の売上高は493億5300万円(前期比70.1%増)、セグメント利益(営業利益)71億9400万円(同77.6%増)となった。

 また、賃貸その他事業に関しては、不動産賃貸収入が21億1900万円(前期比2.0%増)となり、売上高は22億8600万円(前期比2.7%増)、セグメント利益(営業利益)7億7100万円(同1.1%減)となった。

ムゲンエステート(連結)

決 算 23年12月

売上高 516.4億円 (65.3%)

営業利益 59.3億円 (99.4%)

経常利益 52.4億円 (127.1%)

当期利益 36.5億円 (133.5%)

予 想 24年12月

売上高 608.9億円 (17.9%)

営業利益 68.6億円 (15.6%)

経常利益 60.3億円 (15.1%)

当期利益 39.8億円 (9.1%)