総合

高度化するスマートシティ像 社会実装には課題、事業化模索

 AIやセンシング機器、通信技術等の高度化に加え、脱炭素化の潮流や頻発する大規模災害といった社会環境の変化に伴い、先端技術で都市マネジメントの高度化を目指す「スマートシティ」を推進する動きが加速している。同時に、当初はエネルギーマネジメントに主眼を置いていたスマートシティながら、現在は目的や事例の多様化・高度化も進んでおり、足元では国の検討会で「ウェルビーイング」に焦点を当てた議論が進められている。しかし、そうしたスマートシティ化が本格的に普及・定着したとは言いがたく、官民共に模索を続けている様子も見られる。国の直近の検討状況や地方自治体の事例などから、スマートシティの現状を探った。(佐藤順真)

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