投資

地域創生と金融(総括) 「地方自治体に裁量権+規制緩和」地産地消のグランドデザインが必須 潜在能力を引き出す 環境変化は〝千載一遇の好機〟 同一水準で全底上げ難しく 需要を生み出す仕組み重要

 人口減少が加速する中で、地方の活力が失われつつある。パンデミック渦中では、東京など大都市から脱出してこれからは地方の時代だとの声が相次いだ。ただ、過去3年余りのコロナ禍生活に一区切りがつき、振り返れば人流は都心回帰の様相を呈している。地方活性化を軌道に乗せる新たな芽吹きはないのか。本紙では、「地域創生と金融」をキーワードに地方の可能性を探る企画として今年1月から計17回掲載してきたが、取材に応じてくださった有識者の方々からは、そのヒントを数多くいただいた。同シリーズでインタビュアーの田邉信之氏に総括してもらった。

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