東急不、NTTグループ 次世代通信を渋谷サクラステージで稼働 新たな価値創造の要素に
住宅新報 2023年12月19日 号 4面
東急不動産、日本電信電話、NTTドコモは、まちづくり分野において世界で初めて、次世代ネットワークAPN IOWN1.0を11月末に竣工した渋谷駅直結の再開発「ShibuyaSakura Stage(渋谷サクラステージ)」に導入した。APN IOWN1.0は、「高速・大容量」、「低遅延・ゆらぎゼロ」という特性を持つ高速ネット回線サービス。音楽、映像編集などのエンターテインメントへの応用のほか、遠隔医療や同時翻訳による遠隔国際会議などの利用が期待されている。東急不動産は今後、渋谷駅から2.5キロ圏内の「広域渋谷圏」にある同社の商業施設などと接続して、IOWN活用事例をテナントなどに示していく意向だ。
広域渋谷圏で活用事例を検討
東急不動産とNTTグループは、6月7日に「IOWN構想に関連した技術・サービスなどを活用した新たなまちづくりに向けた協業」に合意。最初の取り組みとして12月11日に渋谷サクラステージへAPN IOWN1.0を導入した。東急不動産ホールディングスの植村仁代表取締役副社長執行役員は「最先端の通信網は場所だけでなく、多様な人をつなぎ新たな価値を創造するまちづくりに欠かせない要素になる」と期待を述べた。
12月13~15日まで「IOWN WEEK」と称した、テナントや関係者に向けた体験イベントを開催した。このイベントでは、渋谷サクラステージのAPN IOWN1.0を体感する場として、吉本興業のお笑い芸人が遠隔から遅延無くラップバトルや漫才などを披露する「IOWNエンタメイベント」のほか、渋谷サクラステージへ入居する法人向けにオフィスでの利用を想定した「IOWNウェブ会議」を「渋谷ソラスタ」で実施した。APN IOWN1.0を活用した遠隔ラップバトルやウェブ会議は世界初となる。


















