決算

決算 売上高1兆円超え 利益過去最高を更新 オープンハウスG、23年9月期

 オープンハウスグループは11月14日、23年9月期連結業績を公表した。売上高・利益ともに過去最高を更新。売上高は1兆1484億円となり、目標に掲げていた1兆円の大台に乗った。全てのセグメント(戸建て関連、マンション、収益不動産、アメリカ不動産などその他、プレサンスコーポレーション)で売上高と営業利益を伸ばした。特にマンション事業は売上高1249億8400万円(前期比200.4%)、営業利益251億3900万円(同236.0%)で大きく伸長した。都心部のマンションが供給不足の中、少人数世帯向けの手頃な価格帯が好調だった。

 また、3カ年(24年9月~26年9月)の基本方針を発表した。当期純利益(3年累計)2500億円を目標とする。財務方針としては、自己資本比率を35%に引き上げる。成長投資方針としては投資額5000億円(3年累計)、株主還元方針としては、株主還元額(同)1000億円を掲げる。なお、投資額5000億円の内訳は、M&Aが3500億円、既存事業投資が1500億円で、M&Aの投資額には、23年11月に完全子会社化した三栄建築設計(1000億円)を含む。

オープンハウス

決 算 23年9月

売上高 1兆1,484億円 (20.6%)

営業利益 1,423億円 (19.2%)

経常利益 1,369億円 (13.0%)

当期利益 920億円 (18.2%)

予 想 24年9月

売上高 1兆3,000億円 (13.2%)

営業利益 1,240億円 (△12.9%)

経常利益 1,200億円 (△12.4%)

当期利益 925億円 (0.5%)

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