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決算 資材高騰で増収減益 賃貸は仲介強化が奏功 東建コーポ、23年4月期

 東建コーポレーションの通期決算は増収減益だった。建設事業は、売上高1127億7300万円(前期比0.6%減)、営業利益17億4400万円(同79.4%減)。建設資材や住宅設備機器の価格高騰により、完成工事の総利益率の低下が影響した。

 一方、不動産賃貸事業は、仲介競争力の強化などが奏功し、年度末の入居率は98.8%と高い入居率を維持した。その結果、売上高2017億6400万円(前期比3.0%増)、営業利益は144億9500万円(同4.4%増)を計上した。

東建コーポレーション

決 算 23年4月

売上高 3,168億円 (1.7%)

営業利益 97億円 (△35.2%)

経常利益 100億円 (△34.3%)

当期利益 52億円 (△49.0%)

予 想 24年4月

売上高 3,389億円 (7.0%)

営業利益 100億円 (2.7%)

経常利益 103億円 (2.8%)

当期利益 66億円 (26.9%)