明和地所は5月11日、23年3月期連結決算を公表した。期初予想を上回る水準での増収増益となっており、特に前期比70.0%増の当期純利益をはじめ、各利益の大幅な伸びが目立った。主な要因は主力の分譲マンション事業の伸長で、引き渡し戸数の増加のほか、平均販売価格が5421万円(前期比約15.5%増)と上昇したことで売上高、利益率共に前年を上回った。流通事業における売買仲介及び買取再販も好調で、全体の売上高を押し上げた。
明和地所
決 算 23年3月
売上高 623億円 (8.9%)
営業利益 59億円 (42.5%)
経常利益 49億円 (57.9%)
当期利益 44億円 (70.0%)
予 想 24年3月
売上高 830億円 (33.2%)
営業利益 63億円 (6.0%)
経常利益 52億円 (4.2%)
当期利益 38億円 (△13.9%)