長谷工コーポレーションは5月11日、23年3月期連結決算を公表した。主力の建設関連事業の伸長に加え、連結子会社において大型・高額物件をはじめ分譲マンションの引き渡しが好調に進んだことなどから増収増益。特に売上高は約1兆272億円で、過去最高の実績となった。次期予想においても、建設事業の施工量増加などで増収を見込む。半面、建設費の高騰により利益率の低下が想定されるほか、従業員処遇改善による人件費増加も踏まえ、各利益は減益となる見通し。
長谷工 コーポレーション
決 算 23年3月
売上高 1兆272億円 (12.9%)
営業利益 901億円 (9.0%)
経常利益 882億円 (7.8%)
当期利益 593億円 (8.9%)
予 想 24年3月
売上高 1兆800億円 (5.1%)
営業利益 880億円 (△2.4%)
経常利益 830億円 (△6.0%)
当期利益 555億円 (△6.4%)