住まい・暮らし・文化

日本戸建管理・吉村卓也取締役に聞く 住宅メンテをサブスク化 BtoBで業務効率化を

 良質ストック活用が叫ばれる中、次代に受け継がれる住宅の供給とその性能維持システムの構築は不可欠だ。適切な時期に点検・診断を行いメンテナンスすれば居住者にとっても快適居住の持続と共に、資産としての住まいを担保にしたリバースモーゲージなど年金だけに頼らない個人向け金融商品拡大にもつながる。供給時の状態を維持し丈夫で長持ちする資産価値の高い住宅ストックづくりは流通価値を高め住宅を「耐久消費財」から真の「資産」に脱皮させることでもある。そのために不可欠な維持管理負担を分散できないか。日本戸建管理は、住まいの〝かかりつけ医〟をキーワードに独自の住宅メンテナンスBtoBシステム「家ドック」を商品化、良質ストック時代の住宅維持管理のあり方に一石を投じる。サービス開発・構築の背景と概要について同社の吉村卓也取締役=写真=に聞いた。

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