住まい・暮らし・文化

大和ハ、静岡・小山町の産業創成 サーモン陸上養殖施設、食関連で500億円受注へ 企業誘致や施設建設ノウハウ生かす

 大和ハウス工業が静岡県駿東郡の同社所有の工業団地「DPI富士小山Ⅰ」内に建設している国内最大級のアトランティックサーモンの閉鎖循環式陸上養殖施設(RAS施設)「富士小山養殖場」のうち、「孵化・幼魚場」棟が10月に完成、約12万個の卵が搬入され、同月末に運用を開始した。同施設は、ノルウェーの陸上養殖事業者の日本法人・プロキシマー社(神奈川県横浜市、ヨアキム・ニールセンCEO)が運営し、24年に約2500トンの「国産サーモン」の初出荷を予定。稼働率を上げ、27年で年間約5300トンの生産を計画しており、サーモンの国内自給率の改善と共に、将来的にはアジア圏での輸出を目指す方針だ。

この記事は有料記事です。 残り 1187 文字 有料会員になると続きをお読みいただけます。
新規会員登録で1ヶ月間無料でご覧いただけます。 (※⼀部有料会員限定ページあり)

新規会員登録 有料会員登録

ログイン

新聞のお求めはこちら»  会員について»