再開発で生まれる大規模緑地 都心・大手町に人を呼び込む リーシングなど経済効果も
住宅新報 2022年11月22日 号 4面
日本のビジネスの中枢であり、皇居にも近い大丸有(大手町・丸の内・有楽町)エリアにおいて、大規模な緑地空間の整備が進む。12月にはエリア最大級となる「Otemachi One Garden」が完成する。再開発による緑地空間の整備は、容積率緩和以外にもテナントリーシングや周辺環境のにぎわい醸成、それに伴う商業施設や文化施設の集客といった経済的なメリットも期待されている。
三井不動産と三井物産は、12月16日、「Otemachi One」(東京都千代田区大手町一丁目)エリアに約6000m2の緑地空間「Otemachi One Garden」をオープンする。このうち約3000m2が芝生広場を中心としたイベントスペースとしており、このエリアでは数少ないイベント対応型の広場空間となっている。
三井不動産によると、「大規模緑地空間の整備、皇居前面の品格にふさわしい広場でのにぎわい創出による東京の顔となる空間づくり、都心における緑のネットワーク形成などに寄与」したことなどで計画全体が評価され、容積率割増などにつながっている。
更に広大な緑地空間は、テナントのリーシングにおいても有利に働くとしている。「コロナ禍を経て、お客様が本社オフィスに求めるニーズは変化してきており、特に『行きたくなるオフィス』『イノベーションを起こすために社員がリアルで集まる場所(リアルの価値)』といった要素が強く求められている。今回完成形として緑地空間をハードとして整備し、かつ今後も様々なイベントを多く計画しソフト面も充実させていく」(三井不動産)と言う。




















