22年度の宅地建物取引士試験 合格ライン34点を想定 全国22万6022人が受験 難易度は前年並み
住宅新報 2022年10月18日 号 1面
今年の受験者数は、速報値で22万6022人と17年から20万人を超えている。受験率は79.6%だった。
宅地建物取引士(宅建士)の役割が近年高まっている。コロナ禍にあって、単に不動産を仲介する資格ではなく、宅建士の存在感を示している。ここ10年を見ると、資金計画や税金、建築物の性能(断熱性・使用設備等)の対応が増えており、不動産コンサルティング的な役割も求められている。
武蔵野不動産相談室(東京都杉並区)の畑中学代表取締役は、「仕事が複雑になっている」と実感する。脱炭素社会を目指す国際的な動きに合わせて日本もカーボンニュートラルにカジを切った。住宅業界ではZEH(ゼッチ)やZEB(ゼブ)といった環境配慮型の住宅の供給が求められており、将来的にそうした物件が中古住宅市場に流通する。畑中氏は「環境配慮機能などは取引の査定にも影響するため、宅建士の仕事は、より高度化していく。責任も重い」と指摘する。























