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ブロックチェーンロック・Lockin スマートロックで日本市場に参入へ 

 IoTサービスなどを提供するブロックチェーンロック(東京都千代田区)は、日本初上陸となるスマートロックブランド『Lockin』(ロックイン)の国内唯一の正規輸入代理店として、同ブランドの新製品『LockinG30』(ロックインジーサンジュウ)の先行予約販売を始めた。従来のドアへの貼り付け型ではなく、誰でも簡単に取り付けられるという〝DIY型〟を製品特徴とする。

 同新製品は、日本独自の錠前にも対応し、世界に向けて展開する。世界市場で数十万台を販売目標に掲げている。

 設置に際しては、室内のサムターンの部分をDIYで交換するだけ。約10分程度でスマートロックを据え付けられ、単三乾電池で稼働する。

 また、ブロックチェーンロックが提供する空間ビジネス向け統合プラットフォーム『KEYVOX』と連携することで、ホテルやオフィスなどのレンタルスペースの運営や中小規模オフィスのセキュリティとしても活用できる。

 5月に開催した報道機関向けオンライン説明会で、同製品を開発した、Lockin(中国・北京)CEOの陳彬(チェン・ビン)氏は、「適応性が高く容易に設置できる。より安全に、より良い暮らしのために愛用してほしい」と紹介した。ブロックチェーンロックCEOの岡本健氏は、「今回、世界的なブランドとの歴史的な提携となった。幅広い空間ビジネスで活用できるため、普及によって市場にインパクトを与えたい」と展望し、販売を強化していくとした。