サンケイビルは5月23日、22年3月期連結決算を公表した。コロナ禍により減収減益で当期純損失を計上した前年度から回復し、営業・経常利益を大幅に伸ばして2期ぶりの当期純利益を計上する増収増益となった。
業績の内訳を見ると、「Hareza池袋」の通期稼働による賃貸収入増や、住宅事業における販売収益の大幅増などが貢献し、「ビル事業」「資産開発事業」「住宅事業」の各セグメントで増収増益。
他方、「ホテルリゾート事業」については、各施設の稼働が一定の回復を見せ増収となったものの、コロナ禍による影響を払しょくするには至らず、前年度に続き営業損失を計上している。
サンケイビル
決 算 22年3月
売上高 1,060億円 (38.7%)
営業利益 106億円 (266.3%)
経常利益 109億円 (406.9%)
当期利益 62億円 (--%)
予 想 23年3月
売上高 --億円 (--%)
営業利益 --億円 (--%)
経常利益 --億円 (--%)
当期利益 --億円 (--%)