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素材・部品価格などの高騰で減益 富士通ゼネ・21年4月~12月

 富士通ゼネラルは1月26日、22年3月期第3四半期(21年4月~12月)の決算を発表した。海外向け空調機や電子デバイスの売り上げが増加し増収となったが、素材・部品価格や海上運賃の高騰などにより減益した。

 国内向け空調機部門の売上高は387億3600万円(前年同期比20.4%減)。住宅設備ルート向けの販売は堅調だったが、量販店ルートは夏期の天候不順、採算性重視の売価政策、部品不足による一部機種の生産減の影響で、売り上げが減少した。

 22年3月期の通期の業績予想では、売上高は据え置いたものの、利益を下方修正した。

富士通ゼネラル

決 算 22年3月期第3四半期

売上高 1,981億円 (10.4%)

営業利益 51億円 (△45.9%)

経常利益 57億円 (△43.8%)

当期利益 30億円 (△56.9%)

予 想 22年3月期

売上高 3,100億円 (16.8%)

営業利益 150億円 (△19.9%)

経常利益 150億円 (△27.0%)

当期利益 95億円 (△27.0%)