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セミナー レッドフォックス 改革のゴール設定を 

 営業効率化を支援するアプリ『cyzen』(サイゼン)を提供するレッドフォックス(東京都千代田区)は、営業活動の進ちょくの〝見える化〟から、新たな働き方を考えるセミナー『導入後に後悔しない業務報告ツールの選び方』を6月23日に開催し、ウェブで配信した。

 同社取締役COOの横溝龍太郎氏は、企業での働き方がコロナ禍以前と比べて、300人規模を境に、従来通りに出社や訪問営業する中小企業と、テレワークを導入する大手企業に分かれていると指摘し、「業務の可視化は、テレワークや出社の場合でも、今後の効率化や生産性向上に必須条件。まずは営業課題に向き合い、組織の見直しの着手が大切になる」と説明した。

 ただ安易に、最新ツールを導入するのではなく、「現状を認識しつつ、改革の目的やゴールを定め、〝勝ちパターン〟を積み上げていくことが鍵になる。業務報告を徹底するために、進ちょくを見える化する〝チェックリスト〟をつくることで、データを容易に収集できて分析もできる」と解説し、その際に有用な最新ツールとして、同社提供の業務支援アプリを紹介した。

 また、ITコンサルティングのTECO Design(福岡市中央区)代表の杉野愼氏は、「ITツールは、魔法のようにすべてを解決するわけではない。導入後をあらかじめイメージして、何が必要なのかを考え、その目標の姿に近付けるために課題を解消する最新ツールを選択すること」が、導入を後悔しないポイントになると説明した。