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富士フィルムビジネスイノベーション・ドキュサイン 電子化は〝不可逆〟に セミナー 

 富士フィルムビジネスイノベーション(以下・富士フィルム、東京都港区)と、ドキュサイン・ジャパン(東京都港区)は、契約業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化から、業務プロセス全体のデジタル化を考えるセミナーを6月16日に共催し、ウェブで配信した。

 ドキュサイン・ジャパンマーケティング部の土肥渉氏は、「電子署名に対するニーズが増え続ける動きは、社会状況などから〝不可逆〟となる」と強調。「電子契約だけでなく、署名捺印を必要とする合意書や稟議書、申請書などといった、さまざまな場面に利用できる」と解説して、同社提供のサービス『DocuSign』を紹介した。

 富士フィルムのSS推進部サービス推進Gの小野吉俊氏は、「契約場面のデジタル化だけでは〝部分最適〟の段階のまま。契約前後の工程までを合わせて見直す。プロセス全体をデジタル化することで〝全体最適化〟が叶えば、生産性を一層向上できる」と解説して、『DocuSign』と顧客情報管理システム『SalesForce』、電子文書と紙文書を一元管理できる富士フィルムの『DocuWorks』の連携活用方法を紹介した。