決算

事業セグメント見直し21年度売上高1兆円へ 東急不動産HD20年度

 東急不動産ホールディングスは5月11日、21年3月期の連結業績を公表した。「東京ポートシティ竹芝オフィスタワー」の新規稼働、投資家向けビルなどの売却収益の増加などの増収要因があったものの、新型コロナの影響で、ホテルやスポーツクラブ、東急ハンズなどの事業が低迷し、減収減益となった。セグメント別では、都市事業、住宅事業、仲介事業が増収増益、ウェルネス事業、ハンズ事業、次世代・関連事業で減収減益となった。なお、21年度予想は売上高1兆円を超え、増収増益を見込む。

東急不動産

決 算 21年3月

売上高 9,077億円 (△5.8%)

営業利益 565億円 (△28.7%)

経常利益 465億円 (△31.0%)

当期利益 216億円 (△43.9%)

予 想 22年3月

売上高 1兆400億円 (14.6%)

営業利益 800億円 (41.5%)

経常利益 665億円 (42.8%)

当期利益 300億円 (38.4%)

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