マンション・開発・経営 決算

売上げ利益共に最高 アーバネットC、20年6月期

 東京都心でワンルームマンション開発・販売事業を手掛けるアーバネットコーポレーションの20年6月期連結業績は、売上高220億1800万円(前年同期比9.6%増)、営業利益24億8400万円(同15.7%増)、経常利益21億9800万円(同14.9%増)、当期純利益15億600万円(同15.0%増)だった。売上高、利益共に過去最高となった。

 投資用ワンルームマンションの販売戸数は709戸だった。新型コロナウイルス感染症の影響で金融機関の出社人数減少などにより、売り上げ計上の期ずれが一部発生した。

 そうした期ずれ分を含めて来期販売予定の投資用ワンルームマンションは14件・674戸。うち2件は販売予約が入っていたものの、新型コロナの影響で契約に至らなかったため、「自社で入居者付けをした上で、1棟単位で投資家に販売する予定」(服部信治社長)としている。

アーバネットC

決 算 20年6月 期

売上高 220億円 (9.6%)

営業利益 24億円 (15.7%)

経常利益 21億円 (14.9%)

当期利益 15億円 (15.0%)

予 想 21年6月期

売上高 200億円 (△9.2%)

営業利益 20億円 (△17.5%)

経常利益 17億円 (△19.5%)

当期利益 11億円 (△27.0%)