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第1四半期は減収減益 積水化学住宅C

 積水化学工業住宅カンパニーは7月30日、21年3月期第1四半期(4月~6月)決算を発表した。新型コロナウイルスの感染防止に伴う外出自粛等の影響で、受注が伸び悩んだ。施工の遅延もあり、減収減益となった。

 第1四半期では、建物受注額が702億9100万円(前年同期比24.1%減)、請負売上高が758億9100万円(同10.3%減)、受注残は1998億円(同12.2%減)を計上した。新築住宅では、体感型ショールームの拡充、スマートハウスの訴求、建て売り受注など強化策を進め、第1次取得者を中心に受注の回復を目指す。

積水化学工業住宅C

1Q決算 20年6月

売上高 961億円 (△10.5%)

営業利益 4億円 (△83.1%)

予 想 21年3月期

売上高 5,055億円 (△1.4%)

営業利益 320億円 (△15.3%)