住まい・暮らし・文化

不動産業 リノベ宣言 ~地域からの発想~ ◇5 大里綜合管理 ただ今、〝里山資本主義〟実践中

 千葉県の大網白里市にある大里綜合管理は、本業とは別に283もの地域貢献活動を行っていて、それぞれに担当社員が決まっている。野老(ところ)真理子社長は「平均すると社員の時間配分は本業が6割、地域活動が4割です」と楽しそうに話す。そうした型破りの経営スタイルが話題を呼び、いろいろな企業の視察が後を絶たない。11月5日にはテレビ東京系の「カンブリア宮殿」で紹介される。全国ネットのテレビ番組で、不動産会社が40分以上にもわたって放映されるのはめずらしい。本連載のテーマは「地域からの発想」だが、「地域がよくなるかどうかは、まさに地元不動産会社の責任です」と言い切る同社長の言葉に感銘を受けた。    (取材協力=公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会・不動産総合研究所)

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