賃貸・管理

賃貸住宅の役割強まる 未来展望

 賃貸住宅の社会的役割が大きくなろうとしている。政府の少子化対策を受け子育て世帯に良質な育児環境を提供する、高齢者と若年世代などが交流できるコミュニティ型賃貸の供給、賃貸志向を強める一部若者層や増加が予想される外国人向けの良質な住環境提供などだ。当然、住宅本体や設備などの品質向上が求められるが、既に大手など一部メーカーは分譲と同格の仕様を採用し始めた。空室が400万戸以上あるといわれる賃貸市場だが〝持ち家を持つまでの仮住まい〟という概念から顧客を脱却させることができれば、賃貸の未来は明るい。

この記事は有料記事です。 残り 1929 文字 有料会員になると続きをお読みいただけます。
新規会員登録で1ヶ月間無料でご覧いただけます。 (※⼀部有料会員限定ページあり)

新規会員登録 有料会員登録

ログイン

新聞のお求めはこちら»  会員について»