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政策
「宅建士」誕生で業界に変化 資質向上、全体を底上げ 「3人に1人」議論、終止符か
宅地建物取引主任者の名称を「宅地建物取引士」に変更する宅建業法の一部改正案が6月18日に成立、25日に公布された。施行日は来年4月1日になると見られる。一部では「名前が変わっただけ」という意見もあるようだが、従業員に対する教育の充実を盛り込むなど業界全体のボトムアップを図った施策と言える。また、国土交通省土地・建設産業局の毛利信二局長は、「今回の宅地建物取引士の誕生により、宅建士の設置義務を『3人に1人に強化する』という議論は遠のいた」と語るなど、業界全体にとっても今回の改正は大きな出来事となった。