総合

住宅・不動産市場を大きく変えた 東日本大震災から2年

 あの東日本大震災が発生してから2年が経過した。巨大地震の破壊力は被災地・東北だけでなく、関東一円、東京にも爪跡として残されている。津波被災地の復旧・復興への歩みは遅く、収束しない原発事故の影響も重くのしかかる。復興への槌音は高いとは言えないが、2年の節目を境にスピードアップを図ってもらいたいものだ。本号では、大震災が住宅・不動産市場に与えた影響とそれがもたらした変化などについて紹介する。耐震性能の強化やエネルギー対策などを加速させているが、需要者の意識の変化が供給する側の取り組みを変えていることが浮かび上がる。

この記事は有料記事です。 残り 3727 文字 有料会員になると続きをお読みいただけます。
新規会員登録で1ヶ月間無料でご覧いただけます。 (※⼀部有料会員限定ページあり)

新規会員登録 有料会員登録

ログイン

新聞のお求めはこちら»  会員について»