住まい・暮らし・文化

大和ハ、浦安にMT型物流施設を竣工

 大和ハウス工業は、千葉県浦安市に開発していたマルチテナント型物流施設「DPL浦安Ⅳ」を竣工した。同市内での物流施設開発は、BTS型も含め今回で6カ所目。

 首都高速湾岸線「舞浜IC」から約2.7キロに位置する敷地2万4960.85平方メートルに、延べ5万65.69平方メートルの4建てを建設。賃貸面積は4万9,294.40平方メートル。梁下有効高を6.5メートルとし、荷物の高積みを可能としたほか、1フロア約1万2,500平方メートルを確保することで、大型マテハン機器や自動搬送車(AGV)の導入などによる効率的なオペレーションの実現を図った。また、非常用発電機(150kVA)を設置するなど、BCP対策を講じたほか、従業員専駐車場168台や駐輪場60台を確保した。

 国道357号線にも近く、東京都心部から約15㌔圏内に位置し、都心をはじめ、千葉県、埼玉県などへの配送拠点に最適であるほか、東京港や東京国際空港、成田国際空港など、海路や空路へのアクセスにも優れ、国内外への物流をカバーできる。また、JR京葉線舞浜駅から発着するバスの停留所にも近く、雇用面でも優位性を備えている。