総合

施錠・解錠などすべての操作が可能「Akerun API」提供開始

 後付け型スマートロックを用いた「Akerun入退室管理システム」を提供するフォトシンス(東京都港区、河瀬航大社長)は、同システムの契約者を対象に、施錠・解錠やユーザーの追加など、すべての操作・参照が可能になる「Akerun API」のサービス提供を7月13日から開始する。
 これまで同システムは、ユーザーや入退室の履歴など情報の取得が主な機能だった。今回のアップデートにより、指紋認証や顔認証など外部の認証装置での施錠・解錠、労務管理のクラウドサービスや社内人事システムとの連携など、多種多様なシステムの構築が可能になる。
 「Akerun入退室管理システム」は、シェアオフィスやコワーキングスペースでの採用も多い。会議室の貸与や会員管理の場面などで「Akerun API」の活用が増加することが見込まれている。
 大東建託では、施設管理と労働環境の改善を目的に、全国220の支店に同システムを導入。実際の入退室履歴や勤怠管理などの社内システムとの連携を実現している。