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2016年度の上場企業不動産売却、77社に増加 東商リサーチ

 東京商工リサーチは2016年度の東証1部・2部上場企業の不動産売却調査をまとめた。それによると、国内の不動産を売却した上場企業は昨年より7社増加の77社で、2年ぶりに前年度を上回った。
 譲渡価額の総額は、公表した44社合計で2774億3400万円(見込み額を含む)だった。
 経営不振を補うための事業資産の売却は少なく、余剰資産の遊休地や駐車場、賃貸用不動産などの売却が半数を超えたとしている。