住まい・暮らし・文化

シニア世代の住み替え意識 田舎よりも都会 三井不販が調査

 三井不動産販売は9月7日、定年退職後のシニア世代の住み替え意識について調査結果を発表した。首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県)に自宅を持ち、住み替えを検討している50~80歳の既婚男女516人に聞いた。それによると、理想の住み替え先は「田舎」(24・4%)よりも「都会」(75・6%)が多く、利便性の高い都会暮らしを好む傾向があることが分かった。また、全体の6割近くの人が、現在の住まいと同じエリアに住み替えたいと回答。住み慣れた住生活環境をあまり変えたくないことがうかがえる。