廣田信子の紙上ブログ マンション管理応援歌 記事一覧
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マンション管理応援歌No.126 廣田信子の紙上ブログ AI管理員は管理員さんの強い味方に
深刻な管理員不足を背景に、マンション管理業界のAI管理員に対する関心が高まっているようです。見学に行きましたが、現段階での対話型AIの技術は、音声認識は人間に近い能力を獲得していますが、それ以外はまだま(続く) -
廣田信子の紙上ブログNo.125 マンション管理応援歌 管理組合の基礎体力強化を
年頭に頭に浮かんだのは、管理組合の基礎体力強化がとても重要な年になるだろうと言うことでした。基礎体力とは、その時々に必要なことを自分たちで考え、合意形成していく力のことです。そのためには、管理組合運(続く) -
マンション管理応援歌No.124 廣田信子の紙上ブログ 多様性に対応できる進化の年に!
新年おめでとうございます。さて、今年はどんな年になるでしょうか。 人手不足、人件費高騰と、人にまつわる環境が管理会社にとって一層厳しい状況になると考えられます。それは、管理会社が、画一的な価格競争(続く) -
廣田信子の紙上ブログNo.123 マンション管理応援歌 意見を聞き合うことで可能性の幅を広げる
東京都内の駅前立地の築45年、約800戸の団地に伺いました。高齢化はやはり進んでいますが、自主管理なので、管理費・修繕積立金は驚くほど安く、滞納もゼロです。 4回目の大規模改修を終え、次までにはこの団地(続く) -
マンション管理応援歌No.122 廣田信子の紙上ブログ 認知症のAさんからの贈り物は…
長生き社会は認知症との共存社会。それは、マイナスな事じゃなく、コミュニティへの恩恵かもしれない…そう感じさせられたお話がありました。 60代の女性Aさんは夫と死別して、戸建てからマンションに移って一人(続く) -
マンション管理応援歌No.121 廣田信子の紙上ブログ 「情報漏洩」より「言いふらし」注意!
先週は、「個人情報保護法」を盾に、管理に必要な情報すら秘匿する状況への危惧を書きました。「個人情報」とは、生存する個人に関する情報で、特定の個人を認識することができるものとされます。ですから「氏名」(続く) -
マンション管理応援歌No.121 廣田信子の紙上ブログ 個人情報保護法を隠れ蓑にした身勝手に注意
民泊問題に隠れていますが、個人情報保護法に管理組合が今後どう向き合うかは大きな課題だと思っています。 法改正で管理組合も対象になり、名簿が目的外に使われたり、管理が雑で外に漏れたりしないよう注意す(続く) -
マンション管理応援歌No.120 廣田信子の紙上ブログ 変わらないご近所付き合いのコツは?
SUUMO(スーモ)ジャーナルに集合住宅の若い世帯のご近所付き合いに関するアンケート結果がありました。 顔を合わせればあいさつ、時間があれば軽く話す程度の距離感がちょうどいいと感じている人が多く、8割の人(続く) -
マンション管理応援歌No.119 廣田信子の紙上ブログ 専有部所有でリゾートマンション正常化
先日、マンションコミュニティ研究会で、多数の高額滞納問題を解決したリゾートマンションの壮絶な戦いのお話を伺いました。 滞納訴訟に勝っても、相手が払わなければ、代物弁済か、59条競売しかありません。(続く) -
マンション管理応援歌No.117 廣田信子の紙上ブログ 参加自由で話し合う場がある
前回、40年間、総会も理事会もなくても、みんなで話し合って管理を続け、最後の取り壊しの合意形成も見事に行った熊本の被災マンションの話を書きました。書きながら思い出したことがあります。 昨年のマンショ(続く) -
マンション管理応援歌 廣田信子の紙上ブログ No.117 初めての総会は「取り壊し決議」
10月4日、熊本地震の公費解体申請が締め切られました。申請には、5分の4以上が賛成した「取り壊し決議」に加え、区分所有者全員の同意書を揃えなければなりません。 築40年、30戸のAマンションは自主管理で、実(続く) -
マンション管理応援歌No.116 廣田信子の紙上ブログ 高齢一人でも自宅暮らしで必要なこと
先日、高齢者の住居に関するセミナーで、高齢期の定義が70歳~100歳になっていたことに驚きました。数年前は60歳からでしたから、対象年齢が10歳ずつ高くなっています。まさに、70歳までは当たり前に現役として働(続く) -
廣田信子の紙上ブログNo.114 マンション管理応援歌 団地の空室活用の新たな可能性
UR賃貸住宅では無印良品やイケアなどとのコラボで、若いファミリーのライフスタイルに合わせたリノベーション住戸が人気を集めています。 更に、自由にDIYできるタイプも出て来て、賃貸居住の多様性が広がってい(続く) -
マンション管理応援歌No.113 廣田信子の紙上ブログ ヤミ民泊ゲストに助けを求められたら…
住宅宿泊事業法の施行が迫っていますが、既にヤミ民泊は、規約に民泊禁止と定めているマンションの中にも確実に入り込んでいます。先日聞いた、実際に隣で民泊が始まっている方の話がすごかったです。 ある日、(続く) -
マンション管理応援歌No.112 廣田信子の紙上ブログ 定年延長で組合運営どう変わる?
65歳まで定年延長する企業が増えています。これまでは、定年延長でもお給料は半額になる…とか、1年ごとの再雇用というものが多かったのですが、60歳のお給料水準のままでの定年延長です。企業が本気で60歳代の人を(続く) -
マンション管理応援歌No.111 廣田信子の紙上ブログ 「良好な社会資本」のために人は動けるか
高齢化が進んだマンションで、区分所有者の再生へのモチベーションをどうつくっていくかは、大きなテーマです。 先日の講演で、「長期修繕計画とは、単なる修繕ではなくマンションを良好な社会資産とするための(続く) -
マンション管理応援歌No.110 廣田信子の紙上ブログ インセンティブでコミュニティは育つ?
ある理事長さんの相談です。防災対策上ご近所付き合いが必要だから、各階でフロアー会を作って交流してもらうことにしたが一向に進まない。きっとインセンティブが必要なんだと思うので、フロアー会を作ったら管理(続く) -
マンション管理応援歌No.109 廣田信子の紙上ブログ 家主居住型民泊の可能性
8月末に民泊対応の標準管理規約が発表になりました。来年6月の住宅宿泊事業法施行までに、各管理組合で民泊を「可能とする」か「禁止する」か、管理規約に定めることが望ましいとしています。1年前なら、ヤミ民泊(続く) -
マンション管理応援歌No.108 廣田信子の紙上ブログ 重要な議題はワークショップで!
前回は、議題の重要度とその審議時間は「反比例」するという「パーキンソンの凡俗法則」を紹介しました。重要な課題ほど議論になりにくいという話です。 例えば、「耐震改修工事の実施の是非」というような重要(続く) -
廣田信子の紙上ブログNo.107 マンション管理応援歌 重要なことほど議論にならない
「パーキンソンの凡俗法則」ってご存知ですか。S.N.パーキンソン(英)が57年に発表した「議題の1項目の審議に要する時間は、その項目についての支出の額に反比例する」という法則です。 著作の中に、ある組織(続く)