縁側塾 記事一覧

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  • 縁側塾 〝大家族〟を復活できないか

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     参議院での安保関連法案審議で、野党第二党の維新は8本ある対案のうち5本を既に提出した。衆議院で対案を出したら支持率が低下したが、それに動ずることもない勇気ある姿勢だ。残る3法案については民主党との共同(続く)
  • 縁側塾 真の政治主導で日本に自信を

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     世論調査によると安倍内閣に対する支持率が低下している。安全保障関連法案をめぐる強硬姿勢が原因だ。では、逆に問いたい。「支持しない」と回答した人たちは、代わりに誰を首相にすればいいと考えているのかと。(続く)
  • 縁側塾 自ら律する力、揺り覚ませ

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     今年は戦後70年。日本はこの「戦後○○年」という言葉にこれまで、深い反省と悔恨を込めてきた。しかしこの先も10年後は戦後80年、更に戦後90年、戦後100年と言い続けていくのだろうか。まるで、〝戦後〟を終わらせ(続く)
  • 縁側塾 東京に〝町の香り〟を取り戻そう

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    〝静かなる有事〟  合計特殊出生率が最も高いのは沖縄県で1.86、最低は東京都で1.15である。子育て環境が厳しいその東京に20~30代の若い女性が流入し続けている。この流れを止め彼女たちが地方にとどまる、または(続く)
  • 縁側塾 〝平和ぼけ〟は安保に限らない

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     国民の代表である国会議員は、安全保障関連法案に〝賛成多数〟なのに、国民世論は反対が多数となっている。世論調査が正しいとすれば、日本の政治がいかに貧弱かを物語る。  政府が国民に真の危機を訴えていない(続く)
  • 縁側塾 真の対立軸見えないと、ぼーっとする

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     経済は東京一極集中、政治は一強多弱(一は自民党、多は野党)。これでは、日本全体が〝思考停止〟状態に陥っても不思議はない。 最近起こった唯一の例外は大阪都構想をめぐっての住民投票だった。なにしろ大阪市民(続く)
  • 縁側塾 〝中古〟を成長戦略にする方法

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     「中古住宅市場活性化」の議論は何のためにしているのか。言うまでもなく、それが日本経済を成長させるための戦略の一つとなる可能性があるからである。では、具体的にどのような効果が現れたとき、経済成長戦略に(続く)
  • 縁側塾 日本人は国の危機に何もしないのか

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     世界一の超高齢社会を迎えている日本。総人口に占める高齢者の割合は既に25%を超えている。今後も高齢化率は上昇を続け25年には30%を超え、50年には40%弱まで上昇することが見込まれている。  しかし、10人のうち(続く)
  • 縁側塾 やっかいものの〝空き家〟が生じた訳

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     このことだけは関心がある、だから、そのことに関しては本当に今、世界で何が起こっているのかを知りたい――。そういう切なるテーマがあれば、それに照準を合わせることで、情報が氾濫する現代にあっても溺れずに済(続く)
  • 縁側塾 〝姥捨て山〟は地方ではなく、自宅

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     日本創成会議の首都圏問題検討分科会(座長・増田寛也東京大学大学院客員教授)は6月4日、「東京圏高齢化危機回避戦略」を発表。その中で、2025年には東京圏で介護施設が約13万床も不足するとして、東京圏の高齢者に(続く)
  • 縁側塾 日本人の9割は農民だった

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     自分にとっての国土、ふるさとを奪われる悲惨さを日本人は福島第一原発事故で知った。同じ悲劇が外国からの武力攻撃によってもたらされないという保証はない。しかし、今の日本ではそのような事態は全くの〝想定外(続く)
  • 縁側塾 中古取引にもパラダイムシフト

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     国会では国民の命と生活を守るための集団的自衛権行使をめぐる論議が盛んだ。特殊な、あるいは普遍的な個々の状況を設定して、自衛隊員の命が奪われることはないのか、と野党が追及している。  「存立危機事態(続く)
  • 縁側塾 東京こそ〝限界都市〟

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     郷土や地域を愛する気持ちが人の心の最後の砦となる。逆に言うと、ふるさとや地域に暮らすことに喜びを感じることなしに人は幸せになれない。ちなみに、幸せは「仕合わせ」と書くべきで、地域に住む人たちが互いに(続く)
  • 縁側塾 「ゆでガエル」になった日本人

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     東京を脱出しようとする若い人たちが増えている(1面参照)。理由は、定年まで東京で働いても明るい展望がもてなくなったからだろうか。  例えば首都圏(1都3県)では分譲マンションの平均価格が5060万円(14年)も(続く)
  • 縁側塾 「大阪都構想」のゆくえに注目

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     5月17日、大阪市で「大阪都構想」の是非をめぐって住民投票が行われる。過半数の賛成を得ると、大阪府と大阪市の一体化が実現する。政令指定都市である大阪市はなくなり、代わりに5つの特別区(東京23区に匹敵)が誕(続く)
  • 縁側塾 東京だけでは心許ない国際力

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     「地方創生」とはそもそも、おかしなニュアンスを持った言葉である。地方が衰退したのは地方の責任だから、この際国が本腰を入れアベノミクスによる景気拡大の恩恵を全国津々浦々まで行き渡らせることにしたと言っ(続く)
  • 縁側塾 不動産業界に逆転の発想を

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     昔「逆転の発想」という言葉がはやった。故糸川英夫氏による同名の本がベストセラーになったためだ。今はすっかり一般的語句に変わったようだが、考えてみると今こそ逆転の発想が必要な時代となっているのではない(続く)
  • 縁側塾 地方創生は都会人の意識改革から

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     国全体の空き家率(13.5%)や高齢化率(25.1%)を知っている人でも、地元の市や区の数値は知らないことが多い。  東京オリンピックの招致決定に多くの人が歓喜し、沖縄県民が普天間基地の辺野古移設に反対する知事(続く)
  • 縁側塾 「ラウンドテーブル報告」に思う

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     「中古住宅市場活性化ラウンドテーブル」の報告書がまとまった(3月30日)。中古市場活性化の議論は振りかえれば長い道のりだ。 そろそろ結論を出してもらいたいと思っていたら、明確な解答がズバリ出された印象(続く)
  • 縁側塾 〝新築志向〟に潜む真のニーズ

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     外側の反対は内側。では縁側の反対は? 側(がわ)であっても反対概念のない場所をつくるのは日本人が得意とするところ。一方で日本人は自身が属する立場(側)からしかものを言わず、それ以上の論戦を避けるきらいが(続く)