決算

事業拡充で増収増益 今期持株会社体制へ移行 インテリックス

 インテリックス(俊成誠司社長)の25年5月期決算は増収増益となった。事業ポートフォリオの拡充が進展し、経常利益は前期から3.5倍に拡大。業容拡大に向けた積極的な物件仕入れにより、総資産は500億円を超えた。

 セグメント別では、リノベーション事業分野の売上高は前期比1.0%増の351億1700万円。営業利益は、事業拡大及び同マンション販売の利益率改善により、同100.1%増の11億100万円となった。

 ソリューション事業分野の売上高は同22.2%増の96億7600万円、営業利益は一棟収益物件の大幅な利益寄与もあり同80.3%の22億400万円となった。

 今年7月17日に創立30周年を迎えた同社。企業体制の強化に向け、今年12月にはホールディングス化へ移行する。その後、中期経営計画を公表する予定という。

インテリックス (連結)

決 算 25年5月

売上高 447億円 (4.9%)

営業利益 23億円 (156.3%)

経常利益 21億円 (256.5%)

当期利益 16億円 (302.6%)

予 想 26年5月

売上高 564億円 (25.9%)

営業利益 24億円 (4.7%)

経常利益 20億円 (△7.4%)

当期利益 13億円 (△19.3%)

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